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アンドレア・ドーリア (客船) : ウィキペディア日本語版 | アンドレア・ドーリア (客船)
アンドレア・ドーリア(Andrea Doria)はイタリアが建造した外洋航路船(オーシャン・ライナー)である。1956年にニューヨークへ向かう途中、衝突事故を起こし転覆・沈没した。
==概要== 第二次世界大戦により「レックス」「コンテ・ディ・サボイア」等大型客船を失ったイタリアンラインが、戦後1950年代に建造を開始した3万総トン級客船5隻のうちの第3番目。1952年12月イタリアのアンサルド造船所で竣工し、1953年1月14日より北大西洋航路に就航した。戦前のオーシャンライナーと比較すると小ぶりで速力も遅いが、近代的な単煙突となり洗練された流麗なスタイルが特徴。本船の前に建造された、ほぼ同サイズの客船「ジュリオ・チェザーレ」「アウグストゥス」がディーゼル機関を搭載していたのに対して、運行スケジュールの正確さが求められるニューヨーク線に投入される本船は、蒸気タービン機関を搭載し航海速力を約2ノット高速化している。
戦前よりイタリアンラインの客船の特徴であったリドデッキ(露天甲板)のプールも継承されており、1等、キャビンクラス・ツーリストクラスそれぞれに専用のプールが設けられていた。
戦後の客船らしくレーダーを装備していたが、衝突を避けることはできなかった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アンドレア・ドーリア (客船)」の詳細全文を読む
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